2021.01.16真冬のヒットゾーンについて考察
みなさんイイ釣りしてますか?
極寒爆風になったりそうでなかったり…
出船できるかどうかがすごくシビアな季節ですが
出船さえできれば福良漁港の釣り船はどの船も現在良く釣れています
現在釣れているポイントを少し考察、解説したいと思います
冬場は深場にベイトが溜まるポイントが点在します
特に潮の影響を受けにくい周りがかけ上がってて少ない体力でも居続けれるポイント、
それがベイトが好むポイントと考えています
当然の事ながら、ベイトが好むポイントにはそれを捕食するフィッシュイーター、
この時期でいうと青物、真鯛、ヒラメ等々がそれらを狙っています
つまりジギングや鯛ラバ、または活イワシで共通しているのは
ベイトが好むポイントでヒットする確率が上がる
のは釣り人なら理解できると思います
ではそのポイントを発見してどう釣るのか、という話になりますよね?
簡単に図にしてみました
冬場の釣りではターゲットとなる青物や真鯛などは完全にボトム(底)を意識している事が多く、
着底と同時にヒットするなんて当たり前のようにあります
それはベイトがボトムやかけ上がりにぴったり張り付いてることが多く効率よく(体力を使わず)捕食するには
極力ベイトの動きに同調して警戒心を薄めさせてると僕は考えています
夏場などのイワシのベイトボールとは違い、ベイトの数も多くないので捕食の為の
追い込み方を変えているのだと考えています(海水温の違いも影響かな)
図のように潮の流れ具合や状況によってベイト群⓵or⓶に別れることが多々あります
例えば船長が
『80m、かけあがりにベイトついてます』
と言えばベイト群⓶を意識
『80m、どん底にベイトついてます』
と言えばベイト群⓵を意識
攻め方は⓶の場合、バイトゾーンが長いので出来るだけ長めにしゃくったり巻く
⓵の場合は手返し良くある程度短めのストロークで探っていく等、工夫を凝らすことで
ヒット率を上げる、という方法
夏場や高水温の季節では必ずしもこれが当てはまるかと言えばそうではないですが
冬場はこの攻め方はかなり有効だと思います
常にボトムから10mぐらいまでのバイトゾーンを意識しながら
集中力を切らさずイメージできた釣り人に結果が出ると思います
あとはルアー(カラー・サイズ感等)や餌をどう動かすのか、
これはその日のコンディションで変わると思いますので
ヒットした時の動かし方を体にインプットする、または釣った人の動作を見逃さない、
この辺りだと思います
個人的には冬の釣りが一番奥が深いと思っています
この時期に釣る釣り人って他シーズンでも普通に釣っちゃうことがホント多い
いわば、自分のスキルを上げるシーズンなのかも知れませんね!
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