2017.09.23心に残る、感動の一匹に出逢う
ちょっとだけうちの釣り船の基本コンセプトについて・・・
そんなエラそうなもんじゃないんですけどw
長く釣り船をしてますと色んな釣り人に出逢います
これはどの釣り船の同じことで、船長は『その人』を見ます
当然、最初にターゲットとなる魚種の説明やリクエストはお受けするのですが
その前に一番大切なのは『人』
魚よりまず『人』なんです
表情、口調やしぐさ等々・・・
『ん?あくび連発?寝不足かな?船酔いあるかな・・・』とか
『無口だな、闘志みなぎってる!これはいける!』とか
『タックル多いな・・・迷ってるのか・・・エリア考えないといかんな・・・』とか
恐らくどの釣り船の船長さんも考えることでしょう
釣り人の中にも数釣り狙い(アジサビキとかだと必然的に数釣れますよね)、
一発モンスター狙い、
数もサイズもどっちも欲しい!とか
できるだけみなさんのリクエストにお応えすべく、試行錯誤するのですが
釣り『人』の思うような答えを得られたとき、それは船長にとっても一番嬉しい瞬間なのです
そして嬉しそうにスマホやデジカメで写真を撮る
これはごく自然な、当たり前の釣り人にゆるされた特権なのです
この先何十年も釣り人にとって忘れられない想い出になる一匹を探す・・・
ここにすべてをかけています
巨鯛狙いでめちゃくちゃ可愛らしいホウボウが釣れたとします
それでもいいんです、その人の楽しい思い出になれば!
なにが言いたいかと申しますと、記憶に残るかどうか、だと思います
でっかいモンスターは釣れたとしても記憶に残る
小さいメバルでも魚体が美しい・・・これも記憶に残る
うちの釣り船、明陽丸は一人でも多くの方に記憶に残る感動の一匹に出逢ってほしい、
その一匹に全力を注ぎ込みます
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